1月の終わりごろ、霧島連山・新燃岳の噴火の様子を撮りに出かけようと思ってましたが、再び噴火し”大浪池登山口”立入規制区域なってしまった。現在も、噴火を続けていますね。
で、前々から計画していた、宝満山からの夜景と朝日を撮りに行くことにしました。今週は、この日を逃すと晴れマークがないようです。この日も、早朝の日の出の時間帯の降水率は20%、ベランダから夜空を見上げると、星がまったく見えないほど曇ってました。
どうしようかと、迷った!天気も気になりましたが、もう一つの不安要素が・・・暗闇での登山です。
単独登山なので、やはり怖い!怖いーと思ってしまうと、一気に行く気が失せてしまう。
そんなこんなで、迷い!迷い!!結局、4時に自宅を出発。本当は、余裕をもって、4時からの登山予定でした。
大宰府都府楼跡付近になると、薄っすら霧がかかってました。空は、やはり曇りなのか?霞んだような夜空でした。また、迷った!山頂へ登っても、夜景と日の出は、望めないだろうと!
もしかすると、四王子山から雲海が望めるんではないかと思いながら、結局、竈門神社へ着いてしまった。駐車場には、4台ほど車が止まってて、早朝から、登山されている方?早朝参拝?。
以前、難所ヶ滝でお会いした方が、早朝からの登山者がいると聞いていたので、、少し期待していましたが、登山者は、見当たりません。
ここまで来たので、意を決して登山の準備をし、5時登山開始。
竈門神社へ登山の参拝をしてから行きます。
今日の目的は、宝満山頂からの夜景と日の出でしたが、途中変更。(写真は、一部です。)
竈門神社→宝満山(標高829.6m)→仏頂山(869m)→三郡山(標高936m)への縦走
門神社から宝満山の距離3.1km
宝満山から仏頂山の距離0.5km
仏頂山から三郡山の距離2.0km
簡単に作成した、今日のコースです。
今日の予定は、宝満山だけでしたけど、
急遽、三郡山頂へ行くことになった。
その訳は後で分かります。
上空からも
宝満山から三郡山頂まで距離がありますね。
竈門神社の駐車場です。
真っ暗で何も写りません。
って、実際は、こんなに暗くありません。
まだ、この辺りは、民家もあるので大丈夫です。
駐車場正面の石段を上がり境内へ。
こんな早朝から参拝されている方もいるようです。
境内、左側から登山口のある一合目の鳥居へ向かいます。
先は真っ暗です。怖いです。
が、一合目の鳥居までは、民家があるので、
まずは、そこまで行って見ます。
竈門神社から鳥居までは歩いて数分で着きます。
写真は、真っ暗で撮れませんでした。
その代り下山してから撮ってきました。
側には、式部稲荷大明神もあります。
がっ!先は暗闇の森です。
怖い!
一度、立止まり誰か来ないか?っと
期待し・・・だ~れも来ない!!
少し進むと、沢に流れる川の音!
ちょー怖いです。怖いと思うと足が進みません。
怖さのせいで、後ろに誰かいるような気配で、
振り向くが真っ暗です。
真っ暗でフラッシュをたいても、
手前だけしか写らなかったので懐中電灯で照らして写しました。
怖い!怖い!!帰ろうかと思いながら歩いていると、
前から小さな明かりが。
ホッとする安堵が!
既に、登山された方が下山されてました。
少しホット!し、先へ向かうことができました。
一の鳥居(0.4km)・宝満山頂(2.2km)
再び、怖さを感じて、迷いました。
さっき、暗闇の中に点灯する二つの明かりを見て、
”八つ墓村”の映画を想像してしまって、
怖さが倍上してしまった。
ここまで来るのに、辺りを照らし、後ろを振り向いたりと。
怖い思いをしてまで行くことないのでは・・・。
と、思いながら・・・。
再び、意を決して
にしても、みなさんが点けているヘッドライトは、
足元が分かるくらいの薄くらい明るさでした。
宝満山頂まで、2.2kmの分岐点まで来ました。
神社から山頂までは、約3.1kmあるので、
先は、まだまだ、長い。
気をまぎらわらそうと、ラジオを聴いて行きます。
少しは、気分的に違います。
宝満山頂(1.7km)・三郡山頂(4.2km)
かなり時間がかかってしまったので、
ここから、何も考えずに登ることにした。
ひたすら登り、難所の百段ガンギ(100段続く階段)も
一気に駆け上がり、ちょっと疲れたので、
石段を登った七合目「阿伽の井」の休憩所で
休むことにしたが、真っ暗。
ここで、休むことにしたのは、人が居たからです^^。
ご夫婦で登山され積雪で危ないので、
アイゼンを装着されてました。
が、先へ行かれ、また、暗闇で一人になってしまい、
先へ進むことにした。
中宮跡まで上がって来ると辺りが、明るくなって来ました。
まだまだ、積雪が残っていますね。
昔は、大きな鳥居があったそうですが、
現在は、ばらばらになった石の鳥居だけが横たわっています。
踏み固められた雪はカチンコチンに凍って気をつけないと滑ります。
左が山頂、右がキャンプ場です。
この辺りは、真っ暗で懐中電灯を照らして撮りました。
この先は、結構、急斜面の登山道になるので、
気をつけて進みます。
こんな感じで、急斜面に積もっている雪は凍ってて滑ります。
この先、明るくなってきたので、
急がないと日の出にも間に合わないので、
山頂までは写真を、撮らないで上りました。
山頂の階段には、雪が積もっていなかったので良かった。
結構、急な階段なんで、雪があると滑るんですよね。
やっと山頂へ着きました。
が、やはり予想していたように何にも見えません。
山頂まで、約2時間17分かかってしまいました。
今日の、日の出時間は7時10分。
残念ながら、日の出も望めないようです。
こんなもんでしょうね(^。^;)。
参拝を済ませ、辺りを見渡しましたが濃いい霧のかかった眺めです。
キャンプ場を見下ろしてもだぁ~れもいません。
山頂に来ると、ここで昼食をしています。
今日は、こんなに雪が残ってました。
折角なので、いつも撮っている場所から
明るくはなってきましたが、霧が晴れない。
だぁ~れも登って来ないです。
今日は、風がないので山頂は暖かいです。
しばらく、写真を撮っていると、まばらに人が登って来ました。
山頂から下へ降りる場所も、
”積雪危険!! 通行止め”
になっています。
さて、どうしよう?
今日、予定だった夜景も日の出も残念で終わってしまい、
この後、なーんにもする事がありません。
?何か、忘れているような??
そうです!気温を見るのを忘れてました。
少し、遅いですが温度計は‐1度をさしていました。
って事は、着いたころは少し低かったのでは。
しばらくは、霧が晴れそうもないので、
上宮社殿の側にある、石のベンチに座り、
しばらく、ボーっとしながら登ってくる方と、
あいさつを交わしながらお喋りをして時間潰しです。
この時間帯に、山頂へ登ってこられる方は、
ご年配の方が多いようです。
日課になっている方もいます。
その方は、40分くらいで登って参拝に来られるそうです。
ビックリ!凄いですねぇ~。
って、学生の頃どれくらいで登ってたんだろう?
って、話しているとさっきより、辺りが赤く染まりだした。
もしかして、朝日?
真っ赤な綺麗な朝日でした。
コンデジで撮ってましたが綺麗に撮れなかったので、
厚い雲の上から、真っ赤な太陽が覗かせてました。
日の出は残念でしたが綺麗な朝日を見ることができました^^。
宝満山頂から見る朝日も綺麗ですね。
さっきまで、落ち込んでいた気分も、
一気に消え、朝日をいろいろな場所から撮りました。
木の枝の隙間からも
山頂の一番高い、岩に登って上宮社殿を入れえて撮れないかと、
残念!
撮れませんでした。
積雪が綺麗でした。
上宮社殿からも撮れないかと
徐々に太陽の高さも昇り、
水面にも写り込み、素晴らしい朝日を撮ることと拝めることができました。
落ち込んでいた気分もこれで♪^^。
そう言えば、さっき大きな岩の向こうへ行かれた
小父さんが、中々現れない?
結構、時間も経っているし、下山もしていない。
岩の向こうへ行って見ると、えっ!誰も居ません。
何処へ行ったのでしょうか?。
岩から下へ覗き込んでも・・・。
側に居た方に、ここから下りると何処へ行くんですか?
っと聞いて見るとキャンプ場へ向かったのでは?と
そう言えば山頂へ上がってくる場所は、
もう一つあったのを思い出した。
今日は、雪が積もってて、しかも凍ってたので、
まさか下りて行けるとは思わなかった。
ここから少し下りると梯子が掛けられています。
小父さんは、自信が無いなら危ないから
よしときな!っと言われました。
が、しばらく、迷って下りてみることにした。
梯子が見え、その下は、急な斜面です。
綱をたよりに下りていきました。
下から見るとこんな感じです。
かなり急斜面で、ツルツルと滑りました。
前に行った方も滑ったのでしょうね。
反対側から見た光景です。
この上がさっき居た山頂です。
こちら側が、大岩の鎖場からの急斜面を登って
山頂へ向かうことができます。
が、山頂からは”積雪危険 通行止め”です。
難所ヶ滝から来た時は、ここから山頂へ行きました。
今日は、キャンプ場へ寄って、
そこで、暖かいカップめんにコーヒーでも作って、
下山しようとコースを確認
小父さんが言ってたように、
こちらからキャンプ場へ向かうには近いですね。
っと、しばらく見ていると、仏頂山頂までは0.4km!
そこまで行って見ようかな?と考えていると、
確か、三郡山頂へ向かう縦走路に
素晴らしい風景があったのを写真で見たことがあった。
三郡山頂まで行くには、2.4km!。
積雪では、ちょっと遠いなぁー。
時間もまだまだあるので仏頂山頂まで行って見て、
三郡山頂まで行くのを考えよう
っと、軽い気持ちで・・・。
2011-02-07 02:01
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