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二本煙突と伊田竪坑櫓のライトアップ [文化施設]

 宗像市のみあれ祭を見てから、田川市の田川市石炭・歴史博物館「二本煙突と伊田竪坑櫓のライトアップ」を見に訪れました。
毎月1日の日にライトアップされるのもあって、なかなか日にちのタイミングが合わなく、やっと来れた。が、受付の係員の話によると、今年いっぱいは毎日ライトアップされているそうです。
18時からのライトアップまでには、時間があるので明るい内に、周辺を散策してみました。また、時間があれば、周辺の炭鉱跡地へもいって見ようと考えていたのですが、見て回るので時間がかなり掛かってしまい、周辺の炭鉱跡地は残念しました。歴史博物館の入館料は210円でした。
【開館時間】9:30~17:30(入館は17:00)まで
【二本煙突と伊田竪坑櫓のライトアップ】18:00~22:00

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歴史博物館です。
今日は、たくさんの幼稚園児が見学へ来ていました。
この年頃は、素直さがあってかわいいですね^^。
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真っ青な青空には飛行機雲の姿が
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炭坑節発祥の地の碑がたてられてました。
 この炭坑節発祥の地モニュメントは旧産炭地地下の恵みで繁栄してきた田川市の労働歌のモニュメントとして、地下型音響作品となっており、音楽と会話を楽しむことができます。また、石炭産業の発祥以来、坑内労働で尊い命を落とされた数万といわれている労働者の英霊に対して敬意感謝の気持ちを表すとともに地中で永眠されている人々と現代人とを結ぶコミュニケーションツールとしています。
下記の説明を読み、下のボタンを押して下さい。っとありましたが、装置が壊れていたのか?1~3番のボタンを押しても何も流れてこなかった。
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中央広場には「炭坑夫之像」
バックには、削られた「香春岳」が望めます。
この広場には、スケートボードの遊技が置かれているので、
夕方になると、スケボー練習へ来るのでしょうね。
夕方から暗くなるまでの間、多目的広場と駐車場でも、
自転車で技を練習している者もいました。
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炭坑節之碑
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俺たちはボタじゃない
詳しい説明が書かれてありましたが、
長くなるのでHPの方で内容を書くことにしました。
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種田山頭火 歌碑
廃坑 若葉してゐるは アカシヤ
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左側に見える山が香春岳です。
香春岳は、手前から一ノ岳ですが、石灰石採掘により
半分ほど平らに削られた姿が有名ですね。
二ノ岳、三ノ岳が見えます。
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橋本英吉文学碑
 橋本英吉は、明治31年に東吉富村(現・吉富町)で生まれ、炭鉱労働者や農民の生活などを著し続けたプロレタリア作家。
働らく人々の幸福をもたらすもの、どんな政党政派、思想であらうとも、働らく人々のためを思ってくれる者の支持者でありたい。
協同耕作より 橋本英吉
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中央公園から見た、二本煙突と伊田竪坑櫓
この位置・方向からだと、木と建物が邪魔ですね。
ここからだと2本の煙突が3分の1写らないのが残念でした。
一通り、撮影する場所、ポイントを見つけたので、
 
歴史博物館の中へ入ることにしました。
入口直ぐ右側に
♪あなたも炭坑節を踊ろう♪
 
香春岳から 見下ろせば
伊田の竪坑が 真正面
十二時下がりの サマちゃんが
ケージにもたれて 思案顔
サノヨイヨイ
 
一山 二山 三山超え
ひとやま ふたやま みやま越え 奥に咲いたる 八重つばき
なんぼ色よく 咲いたとて
サマちゃんが 通わにゃ 仇(あだ)の花
サノヨイヨイ
 
※現在は、「八重つつじ」と唄われるのが一般的ですが、「八重つばき」がオリジナルの歌詞です。
月が出た出た 月が出た 三井炭坑の 上に出た
あんまり煙突が 高いので
さぞやお月さん 煙たかろ
サノヨイヨイ
 
格子窓から 月がさす
サマちゃんの寝顔の 愛らしさ
はずした枕を すけさしょか 
思案なかばに 明けの鐘
サノヨイヨイ
の絵付きで、踊りが分かるように書いてありました。
 
施設の中は、第1室~3室、屋外展示場、産業ふれあい館があります。
石炭のなりたちや、石炭がどのように採掘され、そこで働く人々の様子が再現されたありました。炭坑に使われた、手堀の道具や機械、坑道のジオラマなどが展示され、炭鉱の歴史を学んだり、知ることができました。
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第1室に入ると、左側にスクリーンがあり、
ボタンを押すと4~5分間
筑豊炭田の解説映像が流れます。
既に、幼稚園児が見ていましたので後で。
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当時の三井田川伊田坑模型です。
その他、炭鉱に関わった人々などが紹介されありました。
詳しい内容は、HPで紹介します。
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先へ進むと、ここは手堀の採掘状況のパネル写真
手堀道具など、たくさん展示されてありました。
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順番通り進むと「屋外展示場」へ。
当時、採掘で使われた機械・運搬などがギッシリと展示してあります。
見たこともある乗り物などがありました。
石炭輸送に活躍したSLも展示してありましたが、
柵で囲われているので、興味なしでスルー。
 
奥へ進むと「産業ふれあい館」があります。
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建物内部は、明治・大正・昭和期の炭住の間取りが再現され、
当時の生活ぶりが再現してありました。
じっちゃんの郷が炭鉱の側だったので、
懐かしかったです。
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昔の台所って、石でできた流しやタイル張りで
できていましたね。
母方の郷は、小さい頃は、まだ、土間だったので
ご飯も薪をくべて、釜で炊いていました。
釜で炊いたご飯はツヤツヤしてて、
噛むほど味が出て美味しかった事を今でも
覚えています。今は、土鍋でご飯を炊いています。
炊飯器より、美味しいですよ。
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懐かしい風景ですね。
ちゃぶ台、今は見なくなりましたね。
私が育った場所は、田舎の農家だったので、家と家の間に塀などなく、まだ、土間のある家屋だったので、子供たちは土間を通り抜けたりしてましたね。家庭では食事中だったりしてたので、\(`o'") コラーッ!って、怒られてましたね。怒るというより、それが日常茶飯事でした。
お風呂も五右衛門風呂があったりしましたね。薄い木の上に上手く乗って入らないと暑くて暑くて、子供の体重では軽くて、直ぐひっくり返って、暑かった思い出があります。
コタツも掘りごたつだったので、中は練炭が置けるほど広く、中で遊んでいると、一酸化中毒になりかけたことも(^^;。
夜になると、子供たちが防災で拍子木を叩きながら「マッチ一本 火事のもと」と大声で叫びながら近所を回ってましたね。何だか、昔の頃が良かったですね。あたたみのある町の光景は忘れられません。夕暮れになると、ぼんやり灯る街灯のしたで、夕涼みをしている大人たち。
当時の生活は、隣通しが助け合いながら生活していたので、地区ではしらない人はいませんでしたね。その為、大人たちはみんなお父さんのようで、悪さをすると、他所の小父さんにも叱られてましたね。そうやって、いつも大人たちは子供を見守っていましたね。
現代では、他人の子を注意などすると、大問題ですね。いつの頃から、こんな時代になったのでしょうね。過保護すぎる親に、自己中ばかりで、住みずらい時代になりましたね。
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コスモスが咲いていたので2本の煙突を入れて。
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順序を辿ると、再び第1室へ。
ここから先は、炭鉱内で働く様子や、
使われていた道具などが展示してありました。
 
現在は、パソコンは使用できなくなってました。
無造作に置かれて、管理が悪いです。
2階の第2、3室は、残念ながら撮影禁止だったので、
紹介できません。
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地上では木が邪魔でしたが、
2階のテラスからは、綺麗に香春岳が望めました。
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空にはこんな雲が・・・。
私が大好きな空の風景だったので。
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香春岳と伊田竪坑櫓を入れて。
一通り見て回ったのですが、この時期は、まだ暗くなるのが遅く、ライトアップまでには、まだまだ時間があります。車に戻って、地図を見ながら、周辺の炭鉱跡地へ向ってみようと思いましたが、夕暮れの時の、一番綺麗な時間帯には間に合いそうにもないので、迷っていると、子供連れの親子が、砂遊びで使う道具を持って、敷地の裏へ向ってました。
何があるんだろうと、行って見ると、子供達が遊ぶ遊技がある公園がありました。
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そこから、二本煙突を真下から
見上げることができました。
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滑り台の帆船があったので、2本の煙突を入れて
撮ってみると、ちょっといい感じ^^。
しばらく車の中で休もうと駐車場に戻ると、
私が来た頃からいた福岡ナンバーの小父さんも
ライトアップを待たれている様子でした。
 
日が暮れだし、小父さんが三脚を持ち出し
準備を始めました。
私も、そろそろ用意しようと三脚を出すと、
あちゃー、また、カメラと三脚を固定する土台を忘れてしまった。
何しに来たんだぁー!!っと、自分に怒りが!
手持ちだと、夜の撮影は無理だし。
  
結局、コンデジ用の三脚を使って撮ることにしました。
一眼カメラを取り付けると、重さで安定できなくぶれてしまいます。
縦の撮影は、かなり無理があります。
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空が青く、ぽっかり雲に赤い夕焼けは綺麗です。
伊田竪坑櫓を入れて見ました。
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場所を移動して
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ぽっかり雲の下に、夕日に照らされた飛行機雲が
先ほどの小父さんも、この方角から夕日を撮影されてました。その内、近寄って来られ声を掛けられました。ライトアップを撮られに来られたんですね。っと、カメラの話になりました。
同じメーカーのキャノンを使われていたので、お互い撮ったものを見せ合いました。
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やはり、三脚が重さに耐えられなく
ぶれてしまいます。
撮っていると、後ろのほうでボソボっと声を掛けられ、
家族で来られた夫婦に、どんな風に撮られてます。
っと、聞かれたので、見せることに。
家の娘も、ビデオで撮影してるんですが、
暗くてなかなか上手く撮れないとぼやいてね。
カメラとビデオでは、撮り方が違うんでしょうね。
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だいぶ、辺りが暗くなりました。
暗くなる前に、撮りたい場所に移動して。
二本煙突と伊田竪坑櫓をいっしょに入れて撮ると、
伊田竪坑櫓の明かりが暗くて、設定を変えてみると、
今度は、明るい二本煙突が飛んでしまいます。
どうしても、上手く撮れないので諦めました。
 
また、伊田竪坑櫓のライトアップは、など
色が変わります。
点灯が早いので、何度撮っても上手くいきません。
またまた、諦めました。
側で撮られた小父さんも
ISO3600まで上げて挑戦してました。
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暗くなってから、もう一度2本の煙突を、
使いずらい三脚で、縦撮りは斜めになってしまう。
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昼間来た場所へ
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暗闇の帆船を入れて見ると、
昼間と違った雰囲気で、ちょっといい感じ^^。
先ほどの小父さんが、撮れたよ!っと
見せてくれました。
真正面から撮られたようで、ライトアップも
正目からだったので、もう一度挑戦。
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赤は点灯時間が長いので撮れましたが、
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青色はこんな感じ
にしても、赤い以外は、点灯が短い!
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緑もこんな感じです。
私のカメラではこれが精一杯でした。
ISO400以上上げると、あらがでます。

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