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雛の里 八女ぼんぼりまつり [イベント、祭り]

チョコレートを貰ったお返しに、八女市へお友達と出かけて来ました。
八女と言えば、八女茶で有名ですが、ひな人形の産地でも有名だと思います
白壁の町並みが並ぶ民家や商店が約100軒あるそうで、店先にはお雛様が飾られて歴史ある街中を見て回る「雛の里 八女ぼんぼりまつり」です。

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車を駐車場へ置き、民家や商店が並ぶ町並みをどう見て回ろうかと考えたすえ、「横町町家交流館」メインとなるパレード「お雛様パレード」へ向かって歩いて行くことにした。っと言うのも、ただ単に車を置いた駐車場から近かっただけの理由なんですけどね。

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おひなさまめぐりマップ
 
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矢原町の四つ角の信号の「堂島屋」(スタンプ)から見て歩いていると、屋根の向こうに高い煙突が見えたので、何の煙突だろうと行って見ました。白壁造りの「喜多屋」さんでした。江戸文政年間に創業した地酒と本格焼酎の蔵元だそうです。
中へ入ってみようと思ったのですが、ちょっと、入りづらい入り口だったので諦めました。
が、今年、3月8日(日)には、酒蔵開放を行うことがHPに乗っていました。

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喜多屋の概観です。


八女市福島地区一帯での開催で、かなりの距離の雛人形を見て歩くから、万歩計で図ろうと思って準備してたのですが忘れてしまいました。この通りは、お雛様が飾られてる民家も商店も少なく、人通りが無く寂しい通りでした。
実際、商店に飾ってあるお雛様を見るには、お店の中へ入らなければ見ることが出来ないので、中へ入っていくことが出来ませんでした。何か買わなければ、見るだけでは申し訳なくと思いましてね。

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東矢原町の信号の四つ角からちょっと行った「伊藤勘助商店」です。ここも、なんだか入りづらかったので通り過ぎになりました。
創業100年の盆提灯製造、卸、小売店です。 お盆提灯以外も広告提灯や鯉のぼり、節句の人形や兜に替わる人気の3月、5月用掛け軸も取り扱ってるそうです。

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高田家
 
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外から覗いてみたが、お雛様が飾ってなかったようでしたので、ここも通り過ぎました。
 
西小松町へやってみました。四つ角の角には大きな古い家が建ってました。
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大きな造りのこの家は、隣の2階建てより屋根が高かったです。
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伝統のある家なのでしょうか?
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斜め向かい側には、古い建築物の家が建ってました。ガラスに「房屋」と書いてあり、中を覗くと準備中なのか飾り付けをしてる方が居たので、中を拝見してもいいですか?と、声を掛けると準備中だけど、それでいいならっということで。
中は、本当に古い造りの建物で、2階へ続く箱階段も昔良く見かけた、幾つも引き出しが付いた箱階段でした。

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気さくなおじさんの説明によると、この建物は、八女市にある中で最も古い造りの建物で、現在は、誰も住んでいなく建物の管理が大変だと話してました。

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建築年数約180年前の天保9年(1826)、構造は入母屋造り瓦葺き屋根、白壁土蔵造り二階建ての妻入り形式だそうです。

中でこんな写真を見つけました。映画のロケの撮影で使われたこともあったそうです。

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石丸理髪店
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裏手にも、小さな古い家がありました。(写真は、HPにて載せています。)
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町並みです。

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白壁の町並みを歩いてると、自転車を磨いてる方を見かけました。何て無い風景なのですが、自転車を見てください。懐かしい自転車だと思いませんか?。余りにも懐かしい自転車だったとの声を掛けてしまいました。ハンドルにブレーキ、ブレーキは当時のままの、鉄の棒でできたもので、ブレーキを掛けると鉄の棒が引っ張られてブレーキが掛かる仕組。良く、この鉄の棒が折れるんですよね。この付近には、まだたくさんの自転車が残ってるそうです。

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町並みの民家や商店に飾られているお雛様はどれもこれも古く、大正・昭和などの時代に作られた古い物ばかりでした。
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こうして見て歩くと、同じ物お雛様が無く、どれも綺麗に保存されてるのにはビックリです。
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現在の一般家庭にあるお雛様とは違ってて、見るもの全て素晴らしいお雛様でした。
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堺屋に来ました。江戸・明治期を通じ当地方の酒造・山林業等の経済界の重鎮であった木下家が明治39年(1906)に建築したもと邸宅です。
明治末期の当地方の代表的な商家の面影と建築様式がよく保存されており、とくに邸内の新奇な意匠で飾られた「離れ」とその庭園や白壁の土蔵は当地商人の進取りの気概がしのばれる。また、南入り口の外壁と倉庫の白壁は、そこを流れる旧福島城の外堀とともに歴史的景観として貴重である。
昭和63年(1988)木下和夫氏より寄付を受け文化施設として一部を整備した。と入り口に書かれてありました。
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中に入ると、綺麗な庭園が広がってました。
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建物の中にはの歴史あるお雛様がたくさん飾られてありました。ここでは一部紹介してますが、一度ここを訪れてみて下さい。
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 部屋には、八女を代表する「箱雛」もありました。箱雛人形は、八女が発祥地だそうです。
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 部屋から見た庭先です。
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 静かに♪耳を澄ましてみて下さい。水琴窟のつつましい 音色がとどきます♪
目を閉じ、静かな庭で、その不思議な音色を聞くと、本当に心安らぐことができます。
 
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 土蔵の1階にもいろいろなお雛様や幼稚園児の手作りのお雛様がギッシリと飾られてありました。
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白壁の土蔵の2階には、手彫りでしょうか?こんなアートが展示されてありました。
 
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堺屋で休憩し、先に進むと「岡伍平商店」と書かれたお店がありました。洗剤や日用品を扱ってる問屋だと思いますが、店に飾られてあった今は懐かしい昔の看板が・・・当時の値段でしょう10円と書かれてありました。鑑定に出すと幾らの値段だろうと考えてしまいました。
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今日は、本当に天気が良く、薄手でないと汗を掻くくらいでした。途中、知り合った小母様も、暑くて汗かいちゃったよ!って薄着になってました。途中、見てください。ワンちゃんも暑かったのでしょう。ゴロンと寝てました。近づいても起きないくらい死んだ様に熟睡してました。行き通る行楽客も笑ってました。
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今日は、どれ位の雛人形を一日で見て回ったのだろうと、歩いて・・・歩き回りました。やっと半分ちょっと、紺屋町の「横町町家交流館」まで辿り着きました。 白壁の町並み保存の拠点施設です。
明治・大正・昭和期と造り酒屋を営んだ歴史ある建築物。その時代の屋号は、「麹屋」だそうです。
建物内には、江戸期から現代までの様々な雛人形が約300点展示してありました。店先には人力車もあって、白壁の町並みを説明しながら案内してくれます。

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白壁の町並みには、着物姿が似合いますね。偶然、着物を着た子供連れの家族が通って居たので一枚。いい光景でした。

建物の中へ入って見るやそうそう、ビックリな光景が!驚くほどのお雛様が部屋ビッシリと飾られてました。こんなにたくさんのお雛様を見るのは初めてでした。訪れる行楽客を楽しませていました。この一角は、足を止め、時間を忘れるくらいに見入ってましたね。圧巻ですね。

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綺麗箱びな
 
初日は、街並みをお雛様パレードがあることもHPで調べていたのですが、私が見た写真は、十二単衣と束帯姿の結婚式の様子で、違っててちょっとガッカリでした。が、かわいい子どもたちがお雛様を歌いながらの仮装行列が見れて良かったです。
劇が延びたのか13時からのパレードが14時頃から始まりました。1時間近く待ったので少し待ちくたびれました。

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福島小学校から八女福島の町並みをパレード!パレード中は、子供たちが元気一杯大きな声でお雛様の歌を歌いながら福島八幡宮までパレードが行われました。

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親御さんたちが、わが子の晴れ姿をビデオやカメラで撮っていました。
まだまだ、たくさん紹介したいのですが、ここで終わりとします。是非、一度お出かけして見てください。きっと、素敵な思い出となります。

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